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ランニングが楽になるロボットショーツ、ハーバード大が開発

ハーバード大学の研究者らは、多くの人にとって過酷な運動であるランニングをはるかに楽なものにするロボットショーツを開発した。このロボットショーツは実のところ軽量の外骨格スーツで、歩行やランニングをアシストする。

このスーツは装着者の代謝コスト、すなわちエネルギー消費を歩行時に9.3%、ランニング時に4%低減できると、研究者らは米国時間8月19日に学術誌「Science」に掲載された論文で述べた。このロボットショーツは歩行とランニングにシームレスに切り替えることができる。このスーツを装着して動き始めると、「cable actuation system」(ケーブル作動システム)が装着者をアシストする。プレスリリースによると、ケーブルが腰に巻くベルトと太ももに取り付ける部分の間に張力をかけ、臀部(でんぶ)の筋肉と連動する股関節に外的な伸展トルクを発生させるという。

https://japan.cnet.com/article/35141573/