東京工業大学(東工大)は12月25日、災害現場などの厳しい環境でも動作可能なタフな油圧駆動型ロボット用アクチュエータを開発。その実用化の推進に向け、大学発ベンチャー「株式会社H-MUSCLE(エイチマスル)」を設立したことを発表した。
例えば大阪大学とコマツを中心に開発が進められた建設ロボットに向け、6本のシリンダを用いた「タフハンド」の場合、バケット(シャベル)モードとハンドモードに用途に応じてアタッチメント交換なしに可変して切り替えることを可能としたほか、脚ロボット向けとしては、4種類の合計7個のモーターを活用することで90mmの厚さのコンクリートを一瞬で割ることが可能なくらいの強靭さを実現した。
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