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Googleが機械学習を用いて「物を投げること」を理解するロボット「TossingBot」を開発

物を投げるという行為は非常に複雑な動作であり、投げるオブジェクトの状態やオブジェクトを離すタイミング、投げた後の物理学的な作用などが絡んできます。同じ物体を同じように投げることはロボットを正確に作り上げることで可能ですが、箱にランダムに入ったピンポン球や果物、工具などを拾って投げるというロボットをゼロからプログラミングすることは、非常に困難です。

 

そこで、Googleはプリンストン大学やコロンビア大学、マサチューセッツ工科大学の研究者らと協力し、機械学習を用いて「物を投げる」ことを学ぶロボットのTossingBotを開発しました。TossingBotは視覚的に投げるオブジェクトを認識し、実際に物体を投げる動作を繰り返すことで物体を投げた時にどのような結果が起こるのか、どのように投げれば望む結果が得られるのかといったことを学習するとのこと

https://gigazine.net/news/20190327-google-tossingbot-learning-to-throw/