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千切りキャベツ50gを取り分けるロボット AI強化学習使い2時間で習得 ロボコムと東大松尾研

現在、日本国内では深刻な人材不足に陥っており、機械化が難しい作業内容の多い食品工場においては特に深刻な問題となっている。特に千切りキャベツに代表される細かい素材の場合、定量ピッキングには熟練の技が必要とされており、人手不足の中で、ロボットによる代替が望まれている。

 

そこで今回「ロボットシステムの設計専門会社」であるロボコム株式会社は、AI技術を持つ東京大学松尾研究室(松尾研)と相互の技術を統合し、最適なロボットハンド及び、学習ロジック・アルゴリズム・センシング方法などの開発を行うことで、この課題に挑み、解決することに成功したという。

 

「AIとロボット活用による自動定量ピッキングシステム」を開発したことを4月24日に発表。従来自動化が困難といわれていた、ロボットによる千切りキャベツの定量ピッキング動画を世界で初めて公開した。

https://robotstart.info/2019/04/25/robotcom-matsuo.html