現地には400人以上の消防士たちが結集していたそうですが、尖塔が崩れ落ちたら彼らにも被害が及ぶかも? と足踏みしていたそのとき。 放水ロボットが投入されることになりました。
IEEE SPECTRUMによりますと、そのロボットはShark Roboticが作った「コロッサス(Colossus)」。耐熱・耐水性に優れ、キャタピラで道なき道を進み、お尻に繋いだホースから250m先まで放水するロボット消防士なのです。
なんと「コロッサス」は、iOSとAndroidを搭載したスマートフォンとタブレットからも遠隔操作ができるそうです。しかも最大300m離れた場所でも信号を送受信できる、という性能も持っています。
またリアルタイム映像以外に消防士が欲しい情報、つまり現場の温度や有害な化学物質、生物学的物質、そして放射線と核物質の有無をも検知できるセンサーも搭載しています。なので火事だけでなく、たとえばガス散布事件のようなテロ現場や、原発の事故現場でも活動が可能ってことなんですね。充電の持ちも10~12時間とかなりタフ。火事で燃えている現場でも最大8時間耐え続けるというから頼りになります。
https://www.gizmodo.jp/…/…/shark-robotics-fire-colossus.html