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人間が装着する「ロボットしっぽ」を開発中…一体何のため?慶応大の開発者に聞いた

人間が装着する尻尾がTwitterで話題

人間は進化の過程で尻尾を失ったと言われている。

本来、人間には尻尾は必要ないはずだが、人間が装着する「ロボット尻尾」の開発が進んでいるという。

開発しているのは、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科の鍋島純一さんを中心とした研究チーム。

ロボット尻尾は「Arque(アーク)」という名前で、“脊椎動物の尻尾を模倣したウェアラブルロボットテールデバイス”なのだという。

研究自体は今年6月に発表されたのだが、8月にTwitterで画像や動画が拡散し、話題になっている。

尻尾には空気圧式の人工筋肉アクチュエータが4軸に沿って埋め込まれており、エアコンプレッサーで駆動させることで任意の方向への制御が可能になります。

そして、ユーザの背中に取り付けられたセンサーで重心位置の変化を推定、重心が傾いた方向と逆方向に尻尾を作動させることでユーザの重心を中心に戻すようサポートします。具体的には、前に屈むと後方に尻尾が上がり、横に傾くと逆方向に尻尾が上がります。

https://www.fnn.jp/posts/00047760HDK/201908161830_FNNjpeditorsroom_HDK