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切り紙細工を応用した、折り畳み式ソフトロボットの製作を可能にする新概念「アクティブキリガミ」

米ノースカロライナ州立大学(NC State)では、切り紙細工を応用した自己折り畳み式ソフトロボットの研究が行われている。

切り紙細工とは、紙を折り畳んで切り抜き、模様などを作る手芸。はさみを入れた紙を広げると、きれいな模様や形が現れる。NC Stateは切り紙細工にヒントを得て、あらかじめ切り込みを入れた板状の材料を作り、熱が加わると切り込みに沿って形状が変化するロボットを作製した。

この「アクティブキリガミ」と呼ばれる新しい概念では、熱応答性ポリマーの層を、熱に応答しない2つの層の間に挟んだサンドイッチのような構造を使用している。3つの層全てを貫通するスルーカットは材料の可動範囲を決定し、外側の層をカットして熱応答性ポリマーを露出させるエッチングは、材料の折り畳み角度や方向、また、どこまで折り畳むのかを決定する。

https://fabcross.jp/news/2020/20200201_self-folding-kirigami-materials.html