スムーズで優雅に飛行する。
スタンフォード大学は、ハトをモデルとした、40枚の本物の羽を用い、翼を変形させて飛ぶモーフィング航空ロボット「PigeonBot」を開発した。
一般的なハトであるドバトの翼の屈曲と伸展の運動学を測定した。それにより、20の初列風切羽と20の次列風切羽が、手首と指の動きによって制御されるほぼ線形の伝達関数を介して連動していることを見出した。
次に、この制御原理をロボットで再現するために、本物の羽を用いたバイオハイブリッドのモーフィング翼を開発した。その翼は、42の自由度を持ち、4つのサーボ作動式の人工手首と人工指関節を介して、伸縮自在に接続された40枚の羽の位置を制御する。
https://fabcross.jp/news/2020/20200301_pigeonbot.html